先日、1型糖尿病の7歳の男児がインスリン投与の中止で死亡してしまうという、事件が起こってしまいました。
7歳の子供が注射を嫌がるのは当たり前で、
それを両親は可哀想だと、子供の希望に沿うようにしたらしいのですが、
とんでもない事です。

鍼治療でも、症状が重たい子供達には大人と同じように鍼を刺します。
もちろん痛みはあり、泣いてしまう子達はいます。
でも、それを可哀想と思うか、信念を持って治療に当たるか。
どちらが、その子の将来の為になるか考えるべきです。

師匠にも、その事を何度も言われました。
「可哀想ではない」と。
不思議なことに、師匠の下に来られる子供達は、
治療では泣いていたのに、終わると笑顔で帰って行くのです。
「さようなら、おじいちゃん」と。

私も子供達の笑顔が見たいです。