将来、東洋医学の”腎”が科学的に説明がつくかもしれません。

先月、NHKで放送された「NHKスペシャル人体」の第1集が、
“腎臓”が寿命を決めるでした。

東洋医学の”腎”とは、臓器としての腎臓を含みますが、
①精を藏し、成長、生殖を主る。
②水を主る。
③納気を主る。
が、腎の主な生理作用なのです。

今回NHKの特集で、腎臓は尿を生成による老廃物の排泄というのが主な働きという認識を、
覆しました。腎臓から微小な物質がいくつか出ており、それぞれが情報を伝えているというのです。
それにより、腎臓の働きは、
①尿の生成による老廃物の排泄
②血液中の成分調節
③赤血球をつくるEPO(エリスロポエチン)
④血圧の調節
⑤骨づくりに必要なビタミンDの活性化      など
腎臓は、身体を健康に保ち、生命の維持に大きな役割を果たしていることが解明されたのです。

東洋医学の腎も重大な作用を担っています。
先人たちが導き出した理論が証明される日は近いですね。

参考文献:「NHKスペシャル 神秘の巨大ネットワーク」