ここで言う“肺”は臓器の肺だけではなく、
東洋医学の観点からの肺を説明しています。

<主な生理機能>
①気を主り、呼吸を司る。
 体内外の気体交換を行う場所。

②宣発と粛降を主る。
 宣発:濁気を体内から外へ発散。
 粛降:体内に取り込んだ空気を全身に送る。

③通調水道の作用。
 水液が体内で運行・排泄するための通路。

④百脈を朝じ、治節を主る。
 経脈が肺に集まり、管理調節する。

肺の機能が低下すると、喘息、鼻炎、アトピー性皮膚炎などの症状になります。
沖縄では、花粉症が出るのは少ないのですが、
春はアレルギー反応が出やすいので、
この時期は肺の機能を強くさせておく必要があります。

*肺のツボを押さえておきましょう!
太淵(たいえん)穴

手首のシワの親指側にあります。
肺の弱りが気になる方は、せんねん灸がオススメです!